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現在の職場で不満に感じている「真の理由」は年収か、評価か、環境か?

2025/10/14

投稿者:武藤翼

現在の職場で不満に感じている「真の理由」は年収か、評価か、環境か?

――“辞めたい理由”の奥にある本音を見極める

こんにちは!不動産専門の転職支援サービス「キャリすぐ」を運営するAXIDEA編集部です。

「なんとなく今の職場に違和感がある」
「頑張っているのに評価されない」
「収入が頭打ちで将来が見えない」

転職を考えるとき、多くの人が最初に感じるのは“漠然とした不満”です。

しかし、行動に移す前に大切なのは、その不満の根本(=真の理由)を明確にすること

理由を整理することで、次のキャリア選択がはっきりと見えてきます。

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なぜ人は「不満」を感じるのか?

厚生労働省の調査によると、転職者が現職を離れる主な理由は、1位「給与・待遇への不満」、2位「人間関係」、3位「労働環境」とされています(厚生労働省「令和5年転職者実態調査」)。

つまり、多くの人が“目に見える問題”をきっかけに転職を考えますが、実はその奥に「評価」や「成長機会の不足」といった本質的な不満が潜んでいるケースが多いのです。

不満① 年収:数字の裏にある“評価への不安”

年収への不満は、単に「給料が低い」ことだけを意味しません。

その背景には、「努力が報われていない」「成果が正しく評価されていない」といった評価制度への不信感が隠れていることがよくあります。

特に不動産業界では、歩合・インセンティブ・賞与などの仕組みが企業によって異なるため、
「同じ成果でも会社によって年収が全然違う」という現象が起こりやすいのです。

もし年収に不満を感じている場合は、「金額」よりもまず「評価基準」を確認することが重要です。

関連記事:評価制度が明確な企業に移ることで、自身の市場価値をどこまで高められるか?

不満② 評価:曖昧な仕組みがモチベーションを奪う

「どれだけ頑張っても上司の判断次第」
「数字以外の貢献が評価されない」
そんな声も多く聞かれます。

不動産営業やPM職は成果が数字で見える分、短期的な結果だけに偏った評価がされやすい傾向があります。

しかし本来、評価とは“結果+プロセス+姿勢”のバランスで決まるもの。

この仕組みが社内で共有・運用されていないと、「評価されない努力」が不満につながります。

経済産業省の報告でも、明確な評価制度を整備する企業ほど離職率が低いと示されています(経済産業省「人材版伊藤レポート2.0」)。

もし評価に不満を感じているなら、「何が基準で、どうすれば評価されるのか」が明確な企業を選ぶことが、キャリア満足度を高める第一歩になります。

不満③ 環境:人間関係と風土が働きやすさを決める

どれだけ給与や評価が良くても、職場の人間関係や企業文化が合わないと、働くこと自体がストレスになります。

「上司が成果を独占する」「チームで助け合えない」「属人的な管理体制」――

こうした環境的な課題は、モチベーションの低下だけでなく、長期的なキャリア形成にも悪影響を与えます。

実際、厚生労働省の統計では、20〜30代の離職理由の約3割が“人間関係・職場風土”に起因しています(厚生労働省「若年者雇用実態調査」)。

転職活動では、企業の給与やポジションだけでなく、「どんな文化で、どんな人と働くか」を見極めることが欠かせません。

不満の整理がキャリア戦略になる

不満を「年収」「評価」「環境」の3つに分解して考えると、自分が本当に求めているものが見えてきます。

たとえば、

  • 年収不満 → 評価制度を重視した転職先を選ぶ
  • 評価不満 → スキルを可視化し、市場価値で勝負する
  • 環境不満 → 働く人・文化にフィットする会社を選ぶ

このように、不満の正体を明確にすることは“転職軸の設定”そのものです。

関連記事:不動産業界で転職する理由とは?20代・30代がキャリアアップを目指す本当の理由

まとめ:不満を「分析」できる人がキャリアを掴む

職場に不満を持つのは自然なことです。

しかし、その不満を“言葉にできる”人ほど、次のステージでより良い選択ができる傾向にあります。

年収・評価・環境――。

この3つのどこに自分の不満が集中しているのかを整理し、「次の職場ではそれをどう解消できるか?」を考えてみましょう。

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