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現職で達成した最も大きな成果を定量的にどう示すか?

2025/10/15

投稿者:武藤翼

現職で達成した最も大きな成果を定量的にどう示すか?

――「伝わる実績」は数字とストーリーで決まる

こんにちは!不動産専門の転職支援サービス「キャリすぐ」を運営するAXIDEA編集部です。

「面接で“成果を教えてください”と言われてうまく答えられなかった」
「数字を出すべきだと思うけど、どこまで話していいか分からない」
「自分の努力をうまく定量的に伝えたい」

そんな方にこそ意識してほしいのが、“成果の定量化”です。

数字で語れる人ほど、転職市場では強い印象を残せます。

この記事では、不動産業界での実績を「定量的に」「具体的に」伝える方法を解説します。

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なぜ成果は“定量的”に伝えるべきなのか?

採用担当者が知りたいのは、「何を」「どれだけ」「どうやって」成し遂げたか

つまり、結果を客観的に評価できる“数字の裏付け”が求められます。

厚生労働省の報告でも、企業が採用面接で最も重視する項目のひとつに「成果を具体的に説明できる能力」が挙げられています(厚生労働省「転職者実態調査」)。

数字で語れる実績は、客観性と信頼性の両方を生み出します。

「なんとなく頑張った」ではなく、「どんな成果を、どんな数値で出したか」を明確にすることが大切です。

成果を定量化する3つのポイント

① 数字・率・期間をセットで示す

成果を数字で示すときは、「数量+比率+期間」をセットにすることで説得力が増します。

  • 年間契約件数120件(前年比+35%)を達成
  • 管理物件の稼働率を85%→96%に改善
  • 営業チーム平均成約率を2.8倍に引き上げ

このように、「どれくらい」「どんな変化を」「どの期間で」実現したかを明確にすることがポイントです。

② 業務プロセスにも数字を入れる

成果だけでなく、過程(プロセス)にも数字を含めることで、再現性を伝えられます。

  • 1日平均5件の新規顧客訪問を継続し、半年で受注率+20%
  • 月100件以上の問い合わせ分析を行い、反響単価を15%削減
  • 物件広告の改善により、CTR(クリック率)を0.8%→1.6%に倍増

不動産営業やマーケティング職では、こうしたプロセス数値も高く評価されます。

③ “成果の背景”をストーリーで補足する

数字だけでは伝わらない“行動の意味”を補足すると、より印象的になります。

「問い合わせ対応のスピードを上げるため、社内の連絡フローを改善しました。その結果、返信までの平均時間を半減し、成約率を25%向上できました。」

このように、「課題→行動→成果」の流れで伝えられると、面接官はあなたの“思考力”や“実行力”を具体的にイメージできます。

定量化のコツ:業種・職種別の視点を変える

不動産業界といっても、職種によって数字の出し方は変わります。

それぞれの立場でアピールできる定量項目を整理しておきましょう。

賃貸仲介職

  • 月間反響件数/契約件数/成約率/リピート率
  • 売上総額・平均単価・成約単価の推移

PM(プロパティマネジメント)職

  • 管理棟数/稼働率/入居期間の平均/原状回復コスト削減率

仕入れ・開発職

  • 年間仕入れ件数/利回り改善率/プロジェクト収益額/工期短縮率

マーケティング・広告担当

  • 広告費対効果(CPA・CTR・CVR)/PV数・反響数の推移

関連記事:不動産業界で転職する理由とは?20代・30代がキャリアアップを目指す本当の理由

数字が出せない場合の伝え方

「社外秘で具体的な数字を言えない」「定量的な成果が少ない」そんな場合でも、次のような方法で“比較指標”を使うことで伝わりやすくなります。

  • 「前年比」「社内平均比」「エリア平均比」などの相対評価を使う
  • 「入社前と比べて○○%改善」「同業他社平均を上回った」などの比較表現を入れる
  • 「新しい提案を採用された」「社内で改善施策が全社導入された」など、影響範囲で評価を示す

定量化とは必ずしも“金額”や“件数”だけではありません。

あなたの仕事がどんな成果を生んだのか、第三者が理解できる形で数値化することが目的です。

面接で伝えるときのポイント

  1. 冒頭で結論(成果)を言う
     → 「年間契約件数〇件を達成しました」など、最初に数字を明示する。
  2. 根拠となる行動を1つ添える
     → 「提案内容を分析・改善した結果」といった行動背景を入れる。
  3. 成果の再現性を強調する
     → 「次の職場でも同様の分析・提案プロセスで成果を出せる」と締める。

数字+行動+再現性。

この3つが揃うと、あなたの実績は“具体的な強み”に変わります。

関連記事:評価制度が明確な企業に移ることで、自身の市場価値をどこまで高められるか?

まとめ:数字はあなたの努力の「証拠」

成果を定量的に伝える技術は、自分の努力を“見える形”で伝えられます。

数値化することで、面接官に伝わるだけでなく、自分自身の成長を振り返る貴重な機会にもなります。

どんな仕事でも、成果を数字で整理しておくことが、キャリアアップ・年収アップ・転職成功の土台になるため、一度成果の棚卸しをして理想の転職に繋げていきましょう。

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