不動産職種別の平均年収ランキング最新版
2025/11/07
投稿者:武藤翼
こんにちは。不動産専門の転職支援サービス「Axi HR」を運営するAxi HR編集部です。
ここでは、上場企業の有価証券報告書をもとにした最新の不動産職種別平均年収を紹介します。
企業の公式IR情報に基づいた信頼性の高いデータで、各分野ごとのリアルな給与水準を見ていきましょう。
LINEで相談1. デベロッパー
| 会社名 | 平均年間給与 | 出典 |
|---|---|---|
| 三井不動産 | 1756万円 | IR情報 |
| 三菱地所 | 1347万円 | IR情報 |
| 東急不動産ホールディングス | 1278万円 | IR情報 |
| 野村不動産ホールディングス | 1183万円 | IR情報 |
| 東京建物 | 1110万円 | IR情報 |
| 住友不動産 | 749万円 | IR情報 |
平均:約1,237万円
- 総合デベロッパーは不動産業界の中でも最上位クラスの年収水準です。
- 特に三井不動産や三菱地所は年収1,000万円超が一般的です。
- 都市開発・再開発など大規模プロジェクトを担う責任の重さに見合う待遇といえます。
2. 投資用不動産営業(アパート・区分投資販売)
平均:約979万円
- 投資用不動産営業は、投資家に向けた資産運用提案を行う職種です。
- 成果報酬制が多く、トップ層では年収2,000万円超も珍しくありません。
- 金融・税務・投資知識を活かす提案力が高収入のカギとなります。
3. 不動産アセットファンド(REIT・投資運用)
平均:約1,480万円
- 不動産アセットマネジメント業界は金融機関出身者が多い高収入領域です。
- ヒューリックは平均年収2,000万円超と業界でも突出しています。
- 不動産×金融の複合スキルを持つ専門人材が高い市場価値を誇ります。
4. 住宅販売営業(戸建・マンション・建売)
平均:約768万円
- 戸建やマンションを扱う実需販売営業の年収は700〜800万円台が中心です。
- 歩合制+成果主義が多く、成績上位者は年収1,000万円を超えます。
- 若手でも実力次第で昇進・昇給が可能な実力主義の環境です。
5. 仲介(売買・賃貸仲介)
平均:約638万円
- 仲介職は、売主と買主をつなぐ調整型営業です。
- 安定した固定給+インセンティブ制が主流です。
- 宅建資格の保有や経験年数で年収アップが見込めます。
6. 不動産管理(マンション・ビル管理)
平均:約591.7万円
- 不動産管理職は建物保守・修繕・入居者対応などを担います。
- マンション管理士・ビル管・宅建など資格保有者は給与が高めです。
- 長期雇用とワークライフバランスの両立が可能な安定職です。
7. 営業事務(営業サポート・一般事務)
| 会社名 | 平均年間給与 | 出典 |
|---|---|---|
| プロパティエージェント | 314万円〜 | 求人情報 |
| ハウスドゥ(営業サポート) | 260万円 | 求人情報 |
平均:約287万円
- 営業事務は営業担当のサポート・書類管理・契約補助を行います。
- 未経験からの転職がしやすく、安定した職種として人気です。
- デスクワーク中心で残業も少なめな傾向があります。
8. 職種別平均年収比較
| 職種カテゴリ | 平均年間給与 |
|---|---|
| 不動産アセットファンド | 約1,480万円 |
| デベロッパー | 約1,237万円 |
| 投資用不動産営業 | 約979万円 |
| 住宅販売営業 | 約768万円 |
| 不動産管理 | 約591万円 |
| 仲介 | 約434万円 |
| 営業事務 | 約287万円 |
- 不動産業界全体の平均年収は825万円前後です。
- デベロッパー・アセットファンド・投資営業が高収入層を形成しています。
- 一方で仲介・事務職は安定型のポジションです。
9. まとめ
- 不動産業界の年収は職種によって最大で4倍以上の差があります。
- 金融・投資・開発分野に強い人ほど高収入を得やすい傾向です。
- 実績や資格による評価が明確で、努力が収入に直結する業界といえます。
10. 不動産業界でキャリアアップしたい方へ
Axi HRでは、不動産業界専門のキャリアアドバイザーが、あなたの年収アップ・キャリアアップをサポートします。
職種別のリアルな相場を踏まえた転職支援で、より良い環境へのステップアップを実現しましょう。
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