不動産業界の仕事の種類はわかりにくい?初心者が最初に知るべきこと
2025/11/16
投稿者:武藤翼
こんにちは。不動産専門の転職支援サービスを運営するAxi HRです。
「不動産の仕事にはどんな種類があるの?」
「未経験でもできる仕事と、専門職の違いを知りたい」
不動産業界は営業だけと思われがちですが、実際には20種類以上の職種が存在し、それぞれ求められるスキル・年収・適性が大きく異なります。
この記事では、不動産の代表的な仕事を、未経験向け・経験者向け・高難易度職種に分けてわかりやすく解説します。
LINEで相談不動産の仕事は大きく5分野に分かれる
不動産業界の職種は下記の5カテゴリに分類できます。
- 仲介(賃貸・売買)
- 不動産管理(PM・BM)
- 不動産開発(デベロッパー)
- 投資用不動産関連
- 不動産専門職(事務・企画・査定など)
この分類を理解しておくと、自分が向いている仕事が明確になります。
仲介の仕事(賃貸・売買)
賃貸仲介(未経験者に最も多い)
お客様のお部屋探しをサポートする仕事です。
・ヒアリング
・物件の提案
・内見対応
・契約手続き
未経験者が最も入りやすく、20代で活躍する人が多い職種です。
売買仲介(住宅・マンション・土地)
不動産を「売りたい」「買いたい」お客様をつなぐ仕事です。
・資金計画
・物件紹介
・契約書類の調整
・ローン手続き支援
賃貸より年収が高く、営業力が評価される領域です。
不動産管理の仕事(PM・BM)
プロパティマネジメント(PM)
オーナーに代わってマンションやビルを運用する仕事です。
・入居者対応
・空室対策
・収支管理
・リフォーム提案
安定性が高く、未経験からのキャリアチェンジでも人気です。
ビルマネジメント(BM)
建物そのものの維持管理を行う仕事です。
・設備点検
・修繕計画
・清掃・警備会社との調整
技術寄りの仕事で、建築知識があると有利です。
不動産開発(デベロッパー)の仕事
用地仕入れ
マンションや商業施設の土地を仕入れる業務は、デベロッパーの中核となる仕事です。
- 土地情報の収集
- 収益性の計算
- 地権者交渉
- 契約締結
高難易度で専門性が高い分、不動産業界でトップクラスの年収を目指せる仕事です。
企画開発
仕入れた土地に「何を建てるか」を決める仕事です。
- 市場調査
- 建築会社との調整
- 収支設計
- 行政対応
三井不動産・三菱地所などの総合デベロッパーで人気が高い職種です。
投資用不動産の仕事
投資用不動産営業
資産形成を目的としたお客様に不動産を提案する仕事です。
- 投資シュミレーション
- 物件提案
- ローン審査
- 契約手続き
成果報酬型で、20代から年収1,000万円を目指せる職種として人気です。
アセットマネジメント(AM)
投資家・ファンドの資産を運用する仕事です。
- 収益管理
- 投資戦略
- 売却タイミングの判断
- プロジェクト運営
ファンド経験や財務知識が求められる専門職です。
不動産事務・バックオフィスの仕事
不動産事務(契約書作成・書類管理)
不動産会社の契約業務をサポートする事務職です。
・重要事項説明書作成(宅建必須)
・契約書作成
・書類管理
女性に人気の高い職種で、宅建が最も役立つ仕事です。
営業アシスタント
営業スタッフのサポートを行う職種です。
・電話対応
・書類準備
・データ入力
不動産業界の全体像がつかめるため、事務から営業へキャリアアップする方もいます。
未経験から目指せる仕事と難易度が高い仕事一覧
未経験から挑戦できる仕事
・賃貸仲介
・売買仲介(住宅)
・不動産管理(PM・BM)
・不動産事務
経験者向け・高難易度の仕事
・用地仕入れ
・企画開発
・アセットマネジメント(AM)
・ファンド運用
難易度が高い=年収も高くなりやすい ことが特徴です。
まとめ
・不動産には20種類以上の仕事があり、5分類で理解するとわかりやすい
・未経験で入りやすいのは「賃貸仲介」「売買」「管理」「事務」
・高難易度の仕事は「開発」「仕入れ」「AM」
・適性によって選ぶべき職種が大きく変わる
不動産業界は職種によって求められるスキル・年収・働き方が大きく異なります。
あなたに合う仕事を見つけるには、興味・性格・キャリア方針による“職種選び”が非常に重要です。
「自分はどの仕事に向いている?」
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Axi HRでは、あなたの経験に合わせて最適な職種をご提案しています。
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