こんにちは。不動産専門の就職支援サービスを運営するAxi HRです。

「不動産の志望動機が思いつかない」
「デベロッパーと仲介で志望動機を分けるべき？」
「企業ごとにどこを押さえればいいの？」

新卒の就活では 志望動機の完成度が合否を大きく左右する業界 と言われています。

 特に不動産は職種の幅が広いため、的確な軸が求められます。

この記事では、不動産業界で評価される志望動機の作り方・NG例・職種別の例文をわかりやすく解説します。

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不動産業界が新卒に人気の理由を理解する

志望動機は業界理解の深さで評価が大きく変わります。

1. 不動産業界の平均給与が高い
2. 社会へのインパクトが大きい
3. 若いうちから裁量権のチャンスがある
4. 職種が多くキャリアパスが広い

上記のような表面的な理由だけでなく、固有の職種や企業理解をした上で志望動機を検討するのがおすすめです。

新卒の志望動機で見られているポイント

面接官は、以下の観点で志望動機を評価します。

1. なぜ不動産業界なのか
2. その中でなぜ「この会社」なのか
3. 希望職種に対する理解はあるか
4. 強みが仕事内容に結びついているか
5. 入社後に何を実現したいか

上記の5つを言語化し、端的に整理して応えられるようにしましょう。

時間がかかっても、自分の言葉で考えると本番で頭が真っ白になりにくいです。

不動産の志望動機の考え方

不動産の志望動機の考え方は以下のとおりです。

カテゴリ	質問例	訴求ポイント
業界志望理由	「なぜ不動産なのか？」	人の人生や街づくりに関わりたい、大きな金額を扱う仕事に挑戦したいなど、業界特有の魅力を語る。
企業志望理由	「なぜこの会社なのか？」	事業内容、強み、企業文化など、他社にはない具体的な魅力を挙げて説得力を持たせる。
職種と強み	「入社後、どう貢献できるか？」	営業力、調整力、改善力などを、過去の具体的な経験（エピソード）と共に示し、再現性をアピール。
入社後の展望	「入社後に何を実現したいか？」	具体的なキャリア展望や貢献内容を示し、長期的な意欲を伝える。

不動産業界でNGとされる志望動機

避けるべき志望動機は以下のとおりです。

志望動機	避けるべき理由
「稼ぎたいから」だけで終わる	収入目的はOKだが、仕事への意欲や貢献意図が伝わらないため、深掘りが必要。
「不動産に興味があります」だけ	抽象的すぎて、他の志望者との差別化ができないため、具体的な行動や経験を添えること。
御社は安定しているから	業界は景気に左右される側面があり、業界特性や事業リスクを理解していないと判断される。
ネガティブな内容	前職や前環境への不満が理由だと、入社後の定着性や前向きな意欲に疑問を持たれるため、特に新卒では避ける。

新卒向け｜不動産業界の志望動機例文

自分で考えた後に、以下の例文を参考にするのがおすすめです。

私は「人の生活に深く関わり、自分の努力が直接お客様の満足に繋がる仕事がしたい」と考え、不動産業界を志望しています。大学時代のアルバイトでは、お客様の課題を丁寧に聞き取り、提案内容を改善することで売上に貢献した経験があります。この経験から、ニーズを把握し、最適な選択肢を提示する仕事にやりがいを感じました。
御社は住宅だけに留まらず、街づくりや商業施設の開発など幅広い事業を展開されており、お客様の人生に寄り添う価値提供ができる点に魅力を感じています。入社後は、お客様一人ひとりの課題に向き合い、信頼を獲得できる営業として活躍したいと考えています。

デベロッパー志望向けの志望動機例文

デベロッパー向けの例文は以下のとおりです。

私は「街づくりを通して多くの人に価値を届ける仕事がしたい」と考え、デベロッパーを志望しています。大学では都市計画や建築に関する学びを深める中で、単なる建物ではなく、人が集まり、コミュニティを形成する場を生み出す重要性を実感しました。
御社は大規模再開発や複合施設開発で実績があり、街全体に継続的な価値を提供してきた点に強く惹かれています。入社後は、開発に必要な調整力や企画力を身につけ、地域と企業双方に貢献できる人材を目指します。

売買仲介志望向けの志望動機例文

売買仲介向けの例文は以下のとおりです。

私は「人生の大きな決断に寄り添う仕事がしたい」と考え、売買仲介を志望しています。住宅購入は多くのお客様にとって一生に一度の大きなイベントです。大学でゼミ長としてメンバーの相談に乗り、課題解決をサポートしてきた経験から、人の悩みに寄り添い解決する働き方にやりがいを感じました。
御社の顧客本位を徹底した営業スタイルに共感しており、信頼を積み重ねる仕事を通して長期的なお付き合いができる営業として成長したいと考えています。

賃貸仲介志望向けの志望動機例文

賃貸仲介向けの例文は以下のとおりです。

私は「お客様の生活をイメージしながら最適な提案を行うこと」にやりがいを感じるため、賃貸仲介を志望しています。学生時代に新居探しをした際、担当者の方が私の要望を丁寧に聞き取って物件を提案してくれたことが印象的で、私も同じように誰かの生活を前向きにできる仕事がしたいと感じました。
入社後は、物件の提案力とコミュニケーション力を磨き、お客様から信頼される営業として活躍したいと考えております。

志望動機作成で差がつく深掘りポイント

1 過去の経験と不動産業務の接点を作る
2 数字・成果を盛り込むと評価が上がる
3 その企業ならではの特徴を引用する
4 「営業の何に惹かれたか」を具体化する
5 入社後のキャリアプランを語る

これだけで志望動機の説得力は大きく変わります。

まとめ

本記事をまとめると以下のとおりです。

・不動産業界の志望動機は業界理解が重要
・企業理解・職種理解・自己分析の3点が必須
・デベロッパーは難易度が高く論理性が求められる
・売買仲介は「人生の決断」への寄り添いを語れると強い
・賃貸仲介はコミュニケーション力がポイント

Axi HRでは、エントリーシート・志望動機の個別添削も無料で行っています。

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