検討しますを言わせない!不動産営業の反論処理(オブジェクション処理)完全マニュアル
2025/12/16
商談の最後に出る「一度持ち帰って検討します」。この言葉が出たら、その契約はほぼ成立しないと諦めていませんか。
「検討します」は、顧客の本音を隠すための便利な言葉です。
この言葉の裏にある真の懸念を引き出し、その場で解決して契約に結びつける「反論処理(オブジェクション・ハンドリング)」の型を伝授します。
LINEで相談反論に対する「イエス・バット法」と「イエス・アンド法」
顧客のネガティブな反応に対し、いきなり反論してはいけません。まずは「受け入れる」ことが鉄則です。
- イエス・バット(Yes, But)法:
- 顧客:「この物件、ちょっと高いんだよね」
- 営業:「そうですよね(Yes)。しかし(But)、資産価値を考えると割安ですよ」
- ※効果的ですが、使いすぎると対立構造になりやすいです。
- イエス・アンド(Yes, And)法:
- 営業:「おっしゃる通り、少し予算オーバーですよね(Yes)。実は(And)、だからこそこのエリアの治安と利便性が手に入るのですが、そちらの価値はどう感じられますか?」
- ※否定せず、新しい視点を付け加えることで、共感を得やすくなります。
検討しますの正体を暴く魔法の質問
「検討します」と言われたら、そのまま帰してはいけません。具体的に何を検討するのかを明確にします。
魔法の質問:
「承知いたしました。ちなみに、もし仮に〇〇(価格、広さ、駅距離など)の問題が解決したとしたら、この物件を選ばれますか?」
- 答えがYES: その懸念点さえ解決(交渉や代案提示)すれば契約になります。
- 答えがNO: 別の真因(親の反対、実は転職予定、など)が隠れています。
漠然とした不安を、具体的な「解決すべき課題」に変換しましょう。
よくある断り文句への切り返しトーク集
| 断り文句 | 切り返しトーク例 |
| 「妻(夫)に相談しないと」 | 「もちろんです。ただ、ご主人様としてはこの物件を気に入っていただけましたか?もし反対された場合、どう説得されますか?私が同席してご説明しましょうか?」 |
| 「まだ探し始めたばかりなので」 | 「多くの物件を見れば見るほど、基準がブレて決められなくなることが多いです。今日見ていただいた物件を『基準(100点)』として、これより良いか悪いかで判断しませんか?」 |
| 「高いから」 | 「月々のお支払いで見ると、今の家賃と比べていかがですか?10年後の売却価格を含めた『実質コスト』でシミュレーションしてみましょう」 |
まとめ
反論処理とは、顧客を論破することではなく、顧客自身も気づいていない「迷いの原因」を一緒に整理することです。
「検討します」を言わせない事前準備と、言われた後の深掘り質問ができれば、取りこぼしは激減します。
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