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志望動機をどこまで企業ごとにカスタマイズすべきか?

2025/10/17

投稿者:武藤翼

志望動機をどこまで企業ごとにカスタマイズすべきか?

―“汎用的な志望動機”では通らない時代に。

こんにちは!不動産専門の転職支援サービス「キャリすぐ」を運営するAXIDEA編集部です。

「志望動機、どの会社にも通じる内容でいいですか?」
「正直、全部の企業ごとに書き直すのは大変で…」

そんな声をよく聞きます。

しかし、採用担当者が最も注目するのは、自社を選ぶ理由がどれだけ具体的かという点です。

つまり、志望動機はすべての企業で共通フォーマットを使うのではなく、8割汎用+2割カスタマイズが最も効果的です。

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志望動機の“使い回し”が見抜かれる理由

厚生労働省の調査によると、採用担当者が中途採用で重視する項目の上位はコミニュケーション力や専門スキルです。

つまり、どんなスキルを持っているかや、伝え方を含めて全体を見られています。

「今までのスキルを活かせると思った」といった単純な志望動機は、コミニュケーション力が低いと採用担当者に判断されてしまうでしょう。

カスタマイズすべき2割は“企業独自の要素”

志望動機を企業ごとに差別化するためには、以下の2つの情報を事前に整理しておくことがポイントです。

  1. 企業の強み・方針(リサーチ項目)
     → 例:「オフィス仲介からCREコンサルへ領域拡大」「再生事業に注力」など。
     → 企業サイトやニュースリリース、採用ページの“代表メッセージ”は特に重要。
  2. 自分の経験との接点(ストーリー項目)
     → 例:「前職で法人顧客を中心に営業しており、貴社のCRE提案に近い経験があります。」
     → “過去の実績 × 企業の方向性”を掛け合わせて作る。

この2点を明確にできれば、他社では通用しない“あなた専用の志望動機”になります。

不動産業界でのカスタマイズ例

悪い例:

不動産業界全体の成長性に魅力を感じ、貴社を志望しました。

良い例:

私はこれまで法人向けオフィス仲介を担当し、移転戦略の提案を通じて企業課題の解決に携わってきました。

貴社が推進されている「CRE戦略の内製化支援」に強く共感し、自身の法人営業経験を活かせると考え志望いたしました。

同じ「不動産業界を志望」という内容でも、企業の事業方針や特徴を織り交ぜるだけで、説得力が格段に上がります。

関連記事:転職によって「何を解決したいのか」を具体的に定義できているか?

カスタマイズを効率化する3ステップ

  1. 共通フォーマット(8割部分)を作る
     → 「これまでの経験」「得意領域」「今後の方向性」は固定してOK。
  2. 企業ごとの“接点メモ”を作る
     → 企業研究で気づいた特徴を1〜2行で整理。
  3. 志望動機の後半に差し込む
     → 「貴社の〜に共感しました」「私の〜経験と一致します」と自然に繋げる。

この3ステップで、効率的かつ効果的にカスタマイズが可能になります。

採用担当者が“刺さる”と感じる志望動機の特徴

  • 「事業内容」ではなく「取り組みの意義」に触れている
  • 「自分の経験・スキル」と企業の方向性がリンクしている
  • 「入社後どう貢献できるか」まで描けている

とくに不動産業界では、営業・管理・開発など職種の幅が広いため、自分が“どの領域でどんな価値を提供できるか”を言語化することが差別化の鍵になります。

“熱意”より“理解”が信頼を生む

「御社の理念に共感しました」「業界を盛り上げたい」といった情熱的な表現も悪くはありませんが、今の採用現場では、感情よりも理解の深さが評価される傾向があります。

たとえば、

「貴社が展開するオフィス再生事業は、空室問題を解決する社会的意義がある」

といった具合に、企業が“なぜその事業をしているのか”を踏まえたうえで語ることで、自社をよく調べている人材として高く評価されます。

まとめ:志望動機は「企業理解 × 自己理解」で完成する

志望動機は、単なる「入りたい理由」ではなく、「自分と企業の方向性が交わる理由」を説明するもの。

  • 8割は共通フォーマットで効率化
  • 2割は企業ごとの強み・方針に合わせてカスタマイズ
  • 「なぜその会社か」「どう貢献できるか」を明確に

この3点を意識するだけで、面接官に“納得感のある志望動機”として伝わります。

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