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面接での逆質問で企業風土を見抜く質問は?

2025/10/19

投稿者:武藤翼

面接での逆質問で企業風土を見抜く質問は?

―“受ける面接”から“見極める面接”へ。

こんにちは!不動産専門の転職支援サービス「キャリすぐ」を運営するAXIDEA編集部です。

面接の終盤によくあるこの一言。

「最後に、何か質問はありますか?」

多くの求職者が「特にありません」と答えがちですが、実はこの“逆質問”こそ、企業風土を見抜くチャンスなんです。

質問の内容次第で、あなたの“仕事観”や“キャリアの軸”が伝わり、同時に、企業が本当に自分に合っているかも確認できます。

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逆質問の目的は「評価されるため」ではなく「見極めるため」

逆質問をする目的を誤解している方も多いですが、本来の目的は“自分がその会社で働くイメージを明確にすること”。

つまり、「この会社に入るべきかどうかを判断する質問」です。

企業風土を見抜く質問ができる人は、単に「聞かれたことに答える人」ではなく「対等に選ぶ人」として映ります。

企業風土を見抜く5つの質問カテゴリ

① 働く人の価値観を探る質問

「御社で活躍している方の共通点を教えてください。」
「評価される方に共通する行動や考え方はありますか?」

ポイント
“成果の出し方”を聞くことで、その会社が数字主義か、プロセス重視かがわかります。

数字だけを見る文化ならスピード感があり、プロセスを重視する会社なら教育・育成が手厚い傾向があります。

② チームコミュニケーションを探る質問

「部署内では、どのようなコミュニケーション手段が多いですか?」
「上司との1on1やフィードバックはどれくらいの頻度でありますか?」

ポイント
“連絡頻度”や“上下関係の距離”から、風通しの良さが見えます。
LINEやSlackが多い → スピード重視の文化
メール中心 → ルールと秩序を重んじる文化

どちらが良い悪いではなく、自分に合うスタイルかどうかが大切です。

③ 評価制度や目標設定のリアルを探る質問

「目標はどのように設定され、どんな基準で評価されますか?」
「評価面談では、どのようなフィードバックがありますか?」

ポイント
この質問で“個人主義”か“チーム主義”かがわかります。
また、「数字だけでなくプロセスも見ます」と言われたら、育成意識の高い企業です。

関連記事:評価制度が明確な企業に移ることで、自身の市場価値をどこまで高められるか?

④ 成長機会・挑戦環境を探る質問

「新しい提案や施策を実行する際、どのようなフローになりますか?」
「若手でも挑戦できる機会や、裁量のある業務はありますか?」

ポイント
“挑戦を歓迎する会社かどうか”が明確になります。

特に不動産業界では、
・個人の判断に任せるベンチャー型
・上長承認を重ねる大手型
で文化が大きく違います。

⑤ 社員定着・働きやすさを探る質問

「離職率や平均勤続年数を教えていただけますか?」
「長く働いている方は、どんな理由で続けているのでしょうか?」

ポイント
数字で“組織の安定性”が見えます。
回答を濁す企業は、ややリスクがあるサインです。

“長く働く理由”を聞くと、社員が何を大切にしているか(給与・裁量・人間関係)がわかります。

避けたい逆質問(印象を下げる質問例)

  1. 「残業は多いですか?」
     → 働き方への関心より“楽をしたい”印象を与える可能性。
  2. 「福利厚生はどんなものがありますか?」
     → 条件交渉のように見えてしまう場合も。
  3. 「特に質問はありません」
     → 企業への関心が低いと思われる。

質問が思いつかない場合は、

「先ほどお話にあった○○の点を、もう少し詳しく伺ってもよろしいですか?」
と切り返すだけでも“聞く姿勢”が伝わります。

不動産業界で特に有効な逆質問例

  • 「今後の市況変化に対して、事業戦略をどう変えていく予定ですか?」
  • 「管理・仲介・開発といった事業間の連携はどのように行われていますか?」
  • 「営業スタイルは、どの程度個人裁量に委ねられていますか?」

このような質問をすることで、“業界理解+当事者意識”の高さを印象づけることができます。

逆質問は「会話」ではなく「共感」をつくる時間

面接官に印象を残すコツは、“良い質問をすること”よりも“共感を引き出すこと”。

たとえば、

「社員同士がサポートし合う文化があると伺いました。
私もチームで成果を出すことにやりがいを感じるので、ぜひ詳しくお聞きしたいです。」

このように“共感+質問”の形にすることで、あなたの価値観が自然に伝わり、相手の印象に残ります。

まとめ:逆質問は“見抜く力”の証明

逆質問は、面接の終盤における“最後のプレゼン”。

  • 企業風土・価値観を見抜く質問をする
  • 相手への共感を交えながら聞く
  • 志望動機や価値観との一貫性を意識する

この3つを意識すれば、「質問力=思考力」として高く評価されます。

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