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職務経歴書で、不動産業界特有の専門用語を適切に使用できているか?

2025/10/23

投稿者:武藤翼

職務経歴書で、不動産業界特有の専門用語を適切に使用できているか?

―“業界理解度”は、言葉の選び方で伝わる。

こんにちは!不動産専門の転職支援サービス「AXIDEA HR」を運営するAXIDEA編集部です。

採用担当者が職務経歴書を読む際、最初に注目しているのは「経験の深さ」だけではありません。

実は、専門用語をどの程度理解して使えているかは、書類選考の判断材料の一つです。

なぜなら、業界特有の言葉には、「実務経験」「現場理解」「顧客対応スキル」がすべて詰まっているからです。

この記事では、不動産業界の職務経歴書で専門用語をどう使えば“伝わる文章”になるのかを、実例を交えて解説します。

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専門用語は使いすぎても使わなさすぎても「NG」

専門用語は業界理解の証ですが、ただ多用すればよいというものではありません。

ポイントは以下の2つです。

  1. 採用担当者が現場経験者なら、詳細な専門語もOK
  2. 人事部門や社長直下採用など、非専門職が読む可能性がある場合は補足が必要

たとえば次のように表現を調整します。

NG例改善例
「セットアップ済区画のリーシングを担当」「セットアップ(内装付き)オフィス区画のリーシング業務を担当」
「レインズ登録・アットホーム掲載を実施」「REINS・ATBB等を利用した物件登録・広告出稿を担当」
「AM業務・PM業務を兼任」「アセットマネジメント(資産運用)・プロパティマネジメント(運営管理)を兼任」

“業界を知る人”にも“これから入ってくる人”にも伝わる、バランスの良い言葉選びが理想です。

不動産業界で押さえるべき主要ワード10選

職務経歴書で評価につながる“実務ワード”を整理しました。
分野ごとに使い分けると、経験がより具体的に伝わります。

分野専門用語補足解説
売買仲介売主・買主/媒介契約/重要事項説明/レインズ契約実務・説明責任の理解を示せる
賃貸仲介管理委託契約/内見対応/原状回復/保証会社顧客折衝・管理対応力をアピールできる
PM(管理)稼働率/テナントリテンション/収益管理/修繕計画安定運営・収益最大化のスキルを示す
AM(運用)NOI/キャッシュフロー/運用報告書/KPI管理数字に基づく戦略的思考をアピールできる
デベロッパー用地仕入/企画設計/竣工/引渡し上流工程の理解度を伝えられる

特に「PM」「AM」「デベ」などの略語は、初見の採用担当者にも伝わるように最初の1回は正式名称を併記するのがマナーです。

職務経歴書における“専門用語の正しい使い方”

① 「行動」+「成果」をセットで書く

単に用語を並べるのではなく、自分の関与度を明示しましょう。


「PMとして稼働率向上施策を実施」ではなく、
「PMとして物件稼働率を89%→97%へ改善(1年以内)」と書く。

数字と専門語を組み合わせた内容だと、「理解して実践している」ことが伝わります。

② 「社内外の連携」を表す言葉を入れる

不動産業界では、取引先・オーナー・工事業者・社内調整など、多様な関係者との連携が求められます。


「工事業者・設計士との調整を通じて原状回復工事を完了」
「オーナーへのレポーティング・月次報告書を作成」

こうした表現は、専門用語と同時にコミュニケーション能力の高さを印象づけます。

③ 「略語+日本語補足」で書く

特にAM・PM・CREなどの略語は、初出時に説明を添えましょう。


「PM(プロパティマネジメント)業務として、収益管理と修繕計画を担当。」
「CRE(企業不動産)戦略の一環として、保有物件の稼働率分析を実施。」

読み手が迷わず理解できる職務経歴書が、最も評価されます。

専門用語が“差別化ポイント”になるケース

特に次のような場合、専門用語を的確に使える人は強く印象に残ります。

  • 法人営業や投資用不動産など、高単価・高専門性の分野
  • オーナー折衝・レポート作成など、経営視点を要する業務
  • 不動産×IT・マーケティング領域など、他分野と掛け合わせた職種

たとえば、「KPI」「ROI」「稼働率」「NOI」「LTV」といった“数字用語”を適切に使えると、分析的・戦略的に仕事をしている人物像を印象づけることができます。

まとめ:専門用語は「知っている」ではなく「使いこなす」

本記事をまとめると以下のとおりです。

  • 専門用語は業界理解の証。適度に補足して自然に使う
  • “略語+具体的な成果”で信頼感が増す
  • 採用担当者が読んで理解できる文章構成を意識する

専門用語は、できるだけ利用せず簡単な言葉使いの方が好印象になりやすいです。

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