エージェントのFB(フィードバック)を面接で活かせているか?
2025/10/23
投稿者:武藤翼
―“受ける面接”から、“改善を重ねる面接”へ。
こんにちは!不動産専門の転職支援サービス「AXIDEA HR」を運営するAXIDEA編集部です。
転職活動において、エージェントからもらう面接フィードバック(以下、FB)は、「次の面接で合格率を上げるための最短ルート」です。
しかし、実際には
「言われたことをそのまま受け止めるだけで、次に活かせていない」
「フィードバックが抽象的でどう修正していいか分からない」
という声も少なくありません。
この記事では、エージェントからのFBを行動レベルで改善につなげる具体的な方法を解説します。
LINEで相談面接後フィードバック(FB)は“次の成功への設計図”
転職エージェントは、あなたが受けた面接の評価ポイントを企業側から直接ヒアリングしているケースが多くあります。
つまり、FBは「企業が何を見ていたのか」を知る貴重な一次情報です。
転職エージェントからのFB活かせば、同じ失敗を繰り返さず、面接突破率が高まります。
FBを活かせる人 = 面接のPDCAを回せる人
FBを活かせない人 = 毎回“初回面接状態”の人
FBを活かせるかどうかで、結果に大きな差が生まれます。
フィードバックの種類を整理する
エージェント経由で届くFBは、大きく3つに分かれます。
| 種別 | 内容 | 改善アプローチ |
|---|---|---|
| ① 資質・印象系 | 「表情が硬かった」「話が早口」 | 非言語的改善(話す速度・姿勢・笑顔) |
| ② 内容・構成系 | 「話が抽象的」「実績の裏付けが薄い」 | 面接回答の構成を修正 |
| ③ マッチング系 | 「志向とポジションがズレていた」 | 志望動機・キャリア軸の再調整 |
まず、自分がどのタイプのFBを受けているのかを整理しましょう。
どこを直せばいいかが明確になるだけで、改善のスピードが一気に上がります。
改善のコツ①:「要因分析」を自分でもセットで行う
FBを受け取ったら、「なぜそう評価されたのか?」を自分なりに分析することが大切です。
例
FB:「回答が抽象的だった」
自己分析:「質問の意図を理解せずに話していた」
FB:「志望動機が浅い」
自己分析:「企業理解が浅く、自分の強みとの接点が曖昧だった」
この“エージェント→自分”の二段階分析で、次回面接の準備精度が格段に高まります。
改善のコツ②:「修正テンプレート」を使って次の面接に備える
面接対策では、FB内容をもとに修正版の回答テンプレートを作るのが有効です。
Before(改善前)
「前職では営業を担当していました。主に法人顧客への提案を行っていました。」
After(改善後)
「前職では法人営業として、年間120社のオフィス移転提案を担当。特にIT企業のセットアップニーズに強みを持ち、成約率は社内平均の1.3倍でした。」
FBを“文章化して修正”することで、次回の面接で再現性を持たせることができます。
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改善のコツ③:「FBの傾向」をデータとして管理する
1〜2回の面接では気づけない“自分の弱点パターン”を見つけるために、FBをまとめて可視化しておくのがおすすめです。
| 回数 | 面接企業 | フィードバック | 改善点 | 修正内容 |
|---|---|---|---|---|
| 1 | A社 | 表情が硬い | 明るさ・リアクション | 開始10秒で笑顔を意識 |
| 2 | B社 | 実績が伝わりづらい | 数値・エピソード補強 | 成約率・売上を具体化 |
| 3 | C社 | 志望動機が浅い | 企業理解を深掘り | サービス特徴を調査し反映 |
こうした管理シートを活用すれば、面接ごとの課題を「感覚」ではなく「データ」で改善できます。
改善のコツ④:FBを“自己肯定感”につなげる
FBは「できていない点の指摘」として受け止めがちですが、本来は“次のステップに進むための具体的アドバイス”です。
「改善点を指摘される=ポテンシャルがあると見られている」という前向きな解釈を持つことで、面接のストレス”が“成長のチャンス”に変わります。
エージェントFBを最大化する質問リスト
FBをもらうときに、以下のような質問を追加すると精度が上がります。
- 「今回の評価ポイントはどの部分でしたか?」
- 「次の面接で意識すべき具体的な質問はありますか?」
- 「同じ企業で受かっている人はどんな回答をしていましたか?」
エージェントを“情報提供者”としてだけでなく、戦略アドバイザーとして活用する姿勢が、転職成功率を高めます。
まとめ:FBを“受け取る”だけで終わらせない
本記事をまとめると以下のとおりです。
- フィードバックは「改善点」ではなく「次回への武器」
- 要因分析+テンプレート修正で再現性を高める
- FBの傾向をデータ化し、PDCAで面接精度を上げる
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