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ワークライフバランス改善の要求は、どこまで年収を犠牲にしても貫くべきか?

2025/10/26

投稿者:武藤翼

ワークライフバランス改善の要求は、どこまで年収を犠牲にしても貫くべきか?

―“収入”か“時間”か、その選択がキャリアの方向性を決める。

こんにちは!不動産専門の転職支援サービス「キャリすぐ」を運営するAXIDEA編集部です。

「もう少し余裕のある働き方をしたい」
「家族との時間を優先したい」

そう思って転職を考える方は多いですが、現実にはワークライフバランスの改善と年収維持の両立は簡単ではありません。

では、どこまで年収を犠牲にしても、その働き方を貫くべきなのでしょうか?

本記事では、不動産業界におけるリアルなバランス感覚をもとに解説します。

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年収を下げてでも「生活の質」を上げるという選択

不動産業界では、営業職や仕入れ職種など成果報酬型の働き方が主流のため、
年収は時間・責任・ストレスと比例する傾向にあります。

しかし、近年は「働き方を変えるために、あえて収入を調整する」という選択も増えています。

  • 管理職 → 一般職へキャリアダウンして時間を確保
  • 売買営業 → 賃貸管理やオーナー対応職へ転向
  • インセンティブ制 → 固定給+定時制の企業へ転職

つまり、“稼ぐ”から“続ける”へ価値観をシフトする人が増えているのです。

「犠牲」ではなく「最適化」として考える

年収を下げることは、必ずしも“マイナスの決断”ではありません。

重要なのは、「下がった分を何で補うか」を明確にすることです。

たとえば、

  • 家族と過ごす時間が増える
  • 健康状態やメンタルが改善する
  • 自己投資や学習の時間が取れる

これらが実現するなら、長期的にはリターンになる選択です。
年収は現在の対価であり、ワークライフバランスは将来の土台とも言えます。

不動産業界の平均労働時間と年収の関係

厚生労働省の情報提供サイトによると、不動産業界の平均年収は約620万円です。

不動産の職種では、主に以下のような働き方が一般的です。

  • 売買仲介:成果主義・残業多め
  • 賃貸仲介:季節繁忙型で波がある
  • 管理・PM:比較的安定・残業少なめ

上記のように、職種によって残業が変動しており、成果主義なほど残業が多くなる傾向にあります。

関連記事:ストック型(管理など)とフロー型(仲介など)のどちらを志向するか?

年収を下げすぎない「バランス転職」のポイント

① 職種を変えるより、環境を変える

同じ職種でも、企業文化・チーム体制・評価制度によって
働き方は大きく変わります。

  • 個人ノルマが厳しい会社 → チーム営業型の会社へ
  • 土日出勤型 → シフト制・平日休み併用の企業へ

職種より環境の見直しで、年収を維持したまま働き方を整えるケースも多いです。

② 年収ダウンの“リミット”を数値化する

漠然と「年収を下げたくない」ではなく、自分の生活に必要な最低ラインの年収を計算しておきましょう。

  • 生活費・貯金・教育費・保険などを考慮し、
     年収450万円を下限に設定する。

数字で把握しておくことで、
「どこまで下げてもいいか」の判断軸がブレなくなります。

③ “固定給+成果給”型を狙う

完全成果報酬型ではなく、固定給+歩合のハイブリッド報酬体系を選ぶことで、安定と挑戦のバランスを両立できます。

特に不動産管理・リーシング・AM(アセットマネジメント)職は、こうした報酬設計が多く、ワークライフバランスと年収の両立がしやすい分野です。

「今だけの年収」ではなく「生涯キャリア価値」で考える

年収を下げる決断をするときこそ、視点を“短期の金額”から“長期の市場価値”へ切り替えることが大切です。

  • 短期視点:「今の会社で年収がいくらか」
  • 長期視点:「5年後、自分のスキルがいくらで評価されるか」

時間を確保してスキルアップ・資格取得・副業構築などに投資できれば、年収を一時的に下げても、中長期的にはリターンが期待できます。

まとめ:年収が減るのは長期的な投資と捉えよう

本記事をまとめると以下のとおりです。

  • ワークライフバランスは「犠牲」ではなく「投資」として考える
  • 年収のリミットを決め、現実的なバランスを取る
  • 長期的な市場価値向上につながる働き方を選ぶ

AXIDEA HRでは、不動産業界で年収・働き方・成長機会を両立できる求人をご紹介しています。

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