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営業チームの中で“自分の強み”をどう差別化するか?

2025/10/26

投稿者:武藤翼

営業チームの中で“自分の強み”をどう差別化するか?

同じ「営業職」でも、選ばれる人には理由がある。

こんにちは!不動産専門の転職支援サービス「AXIDEA HR」を運営するAXIDEA編集部です。

同じチームで働いていても、成果を出し続ける営業と、なかなか数字に結びつかない営業がいます。

その違いは、「自分の強みを明確に理解し、差別化できているか」にあります。

営業は個人競技でありながらチーム戦です。

チームの中で自分がどんな役割を果たすのかを言語化できる人は、転職市場でも評価が高いです。

この記事では、営業チーム内で自分の強みを効果的に差別化する方法を解説します。

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「差別化できている営業」と「平均的な営業」の違い

同じ業務をしていても、成果に差が出るのはなぜでしょうか?

最大の違いは、「自分の得意分野を理解して戦略的に使っているか」です。

タイプ特徴評価されるポイント
平均的な営業すべてを均等にこなそうとする器用だが印象が残りにくい
差別化できている営業強みを明確にし、その領域で突出「この分野ならこの人」と信頼を得やすい

不動産営業は商品も顧客も多様です。

オールラウンダーよりも、一点突破できる方が評価されやすい傾向にあります。

STEP1:まず「自分の営業タイプ」を把握する

自分がどんなスタイルで成果を上げてきたかを振り返ってみましょう。

代表的なタイプは以下の5つです。

タイプ強みの傾向活かし方
コンサル型分析・提案力に優れる投資・法人営業に向く
ネットワーク型人脈・紹介が得意オーナー営業や管理系に強い
スピード型即決・即提案で成果を出す反響・賃貸仲介に適性あり
共感型顧客との関係構築が得意長期フォロー・リピーター営業に有効
データ型数値分析・マーケ力に長けるWeb集客やMAツール活用型の営業で活躍

自分がどのタイプで成果を出してきたかを明確にし、それを「強みの根拠」として言語化しましょう。

STEP2:強みを「再現性のあるスキル」として表現する

採用担当者が評価するのは、「強みが今後の業務でも再現できるかどうか」です。

以下に例を記載します。

Before(NG例)

・お客様との信頼関係構築が得意です。

After(OK例)

・月間30名の新規顧客に対し、ヒアリング初回で信頼を獲得し、継続フォローにより紹介率40%を維持。
・リピート率向上のプロセスをチームで共有し、部署全体の契約数を120%に改善。

数字+行動+波及効果で記述することで、再現性のある強みとして伝わります。

関連記事:営業成績を羅列するだけでなく、「再現性」のあるスキルとしてどう記述するか?

STEP3:チーム内での“役割”を言語化する

チームの中で、どんな場面で頼りにされる存在なのかを整理しましょう。

  • 案件の初動で場をまとめるタイプか
  • トラブル時の調整役か
  • 受注直前のクロージングで力を発揮するタイプか

「チーム内では、初回訪問時の関係構築を得意とし、案件の温度感を見極めて上司に共有するポジションを担っていました。」

このように、チームでの自分の立ち位置を説明できると、「組織にフィットする人材」として高く評価されます。

STEP4:転職市場で“強みを活かせる環境”を選ぶ

自分の強みを明確にしたら、次はそれを最大限活かせる企業文化・営業体制を見極めることです。

  • コンサル型 → 提案型営業・長期リレーション重視の企業
  • スピード型 → 反響営業・成果報酬重視の企業
  • データ型 → デジタルマーケ×営業一体型の企業

つまり、「自分が強い環境」で戦うことが最も効率的なキャリア戦略なのです。

強みを面接で語るときの構成テンプレート

面接で「あなたの強みは?」と聞かれた際は、以下の構成を意識しましょう。

① 強みの一言要約
② 具体的な成果事例
③ 再現できる理由
④ チームにどんな価値をもたらすか

「私の強みは“初回面談での信頼構築力”です。
これまで反響営業で年間80組以上のお客様を担当し、成約率40%を維持してきました。
顧客心理の理解と質問設計を重視しており、この手法をチームにも共有して成果向上につなげました。」

このように伝えると、個人スキル+チーム貢献の両面が伝わりやすくなります。

まとめ:強みは「自覚」してこそ差別化できる

本記事をまとめると以下のとおりです。

  • 強みをタイプ別に整理して、自分の戦い方を明確にする
  • 成果の裏にある行動・仕組みを言語化する
  • チーム内での役割を具体的に伝える
  • 自分の強みを活かせる環境を選ぶことが最終目的

AXIDEA HRでは、不動産営業職の強みの棚卸しと差別化戦略を一緒に整理します。

「自分の得意をどう言語化するか」「どんな企業で活かせるか」を、業界経験者のコーチが具体的にアドバイスします。

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