若いうちに家を買った方が良い理由はローン審査と資産形成!注意点を解説
2025/11/10
投稿者:武藤翼
こんにちは。不動産専門の転職支援サービスを運営するAxi HRです。
「家を買うのはまだ早い」「転職が落ち着いてから」と考える方も多いでしょう。
しかし、実際には20代〜30代前半で住宅購入を検討する人が増えています。
この記事では、転職を視野に入れたとき、若いうちに家を買うことのメリットを不動産業界の目線でわかりやすく解説します。
LINEで相談1. 若いうちは住宅ローンの審査に通りやすい
住宅購入の最大のハードルは、住宅ローンの審査です。
一般的に、金融機関は「返済期間が長く取れる若年層」を優遇します。
たとえば、35歳で35年ローンを組むと70歳完済となりますが、25歳なら60歳完済です。
この差によって、返済計画にゆとりが生まれ、審査通過率も上がります。
また、転職後すぐは勤続年数が短く審査に不利になることがあるため、転職前の安定した時期に住宅ローンを組む方が有利です。
2. 若いうちに購入すると将来の資産形成につながる
賃貸住宅は支出が「消費」ですが、持ち家は「資産」です。
特に金利が低い現在では、家賃を払うよりローン返済の方が資産に変わるケースが多く見られます。
たとえば、都内で月12万円の家賃を20年支払うと総額は約2,880万円となります。
同額の返済でも、物件の一部が資産として残るのは持ち家の大きな強みです。
さらに、不動産は将来の売却やリースバック(自宅を売却して住み続ける仕組み)など、ライフステージに応じた柔軟な選択が可能です。
3. 転職による収入アップと住宅購入のタイミング
20代〜30代の転職では、収入アップの見込みがあるうちにローンを組むことが理想的です。
年収が上がるほど借入限度額が増え、理想の立地や間取りを選びやすくなります。
逆に、転職して間もない時期は「勤続年数1年未満」で審査に通りにくいケースがあります。
このため、転職直前よりも、転職前の安定した雇用状態で住宅購入を検討する方が現実的です。
4. 若いうちは長期ローンでも毎月の負担が少ない
住宅ローンは長期化すると利息が増えますが、若いうちに借り入れることで返済期間を無理なく確保できるメリットがあります。
たとえば35年ローンを25歳で組む場合と40歳で組む場合では、同じ金額でも毎月の支払額に大きな差が出ます。
早めに住宅を取得すれば、退職時にローンが完済している状態を目指せるため、老後の生活コストも安定します。
また、住宅ローン控除などの税制優遇を早くから受けられる点も、経済的な利点です。
5. 転職を見据えるなら「資産性の高い家」を選ぶ
若いうちに家を買う際は、将来的な転職・転居を見越して売却や賃貸に出しやすい物件を選ぶことが重要です。
ポイントは以下の3点です。
- 駅徒歩10分以内
- 生活インフラ(スーパー・病院・保育園)が整っている
- 築年数・修繕履歴が明確なマンション
こうした物件は、転職で勤務地が変わっても「売る・貸す」いずれの出口でもリスクが低いため、資産価値を維持しやすくなります。
6. 若いうちに家を買うデメリットと注意点
もちろん、若いうちの住宅購入には注意点もあります。
- 転職で勤務地が変わる可能性がある
- 収入がまだ安定していない場合、無理なローンを組むリスクがある
- ライフスタイルの変化(結婚・子育て)で住み替えが必要になる
ただし、これらは物件選びと資金計画の工夫でリスクを抑えることが可能です。
資産性と柔軟性を兼ね備えた物件を選べば、転職やライフイベントにも対応できます。
7. まとめ 若いうちの住宅購入は「将来の自由度」を高める選択
若いうちに家を買うことは、単なるマイホーム取得ではなく、キャリアと人生設計の一部です。
早期にローンを組むことで返済にゆとりを持てるだけでなく、資産をベースにキャリアチェンジや独立などの選択肢を広げられます。
Axi HRでは、不動産業界に詳しいキャリアアドバイザーが、転職と住宅購入を両立する最適なタイミングを個別にアドバイスしています。
将来の働き方を見据えて住宅購入を検討している方は、ぜひご相談ください。
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