なぜ不動産業界なのか?面接で必ず聞かれる質問への答え方
2025/11/15
投稿者:武藤翼
こんにちは。不動産専門の転職支援サービスを運営するAxi HRです。
不動産業界の面接では、ほぼ確実に「なぜ不動産業界なのか?」と聞かれます。
あなたの価値観・適性・継続意欲を見極めるための重要な質問です。
回答が合否に影響する一方で、しっかり準備すれば、内定率は大きく変わります。
今回は、この質問の意図から答え方、未経験・経験者の例文まで、面接でそのまま使える形でまとめました。
LINEで相談不動産業界を志望する理由が聞かれる背景
企業がこの質問をする理由は、不動産業界の特性にあります。
人の人生に深く関わる責任の大きい仕事であり、同時に成果が求められる仕事でもあります。
そのため、企業は次の3点を確認しています。
・業界理解はあるか
賃貸・売買・管理・開発など、仕事内容は多岐にわたります。
・価値観が仕事の性質と合っているか
成果や数字に向き合う姿勢があるか。
・継続意欲は十分か
不動産は離職が起きやすいため、動機の強さが非常に重視されます。
面接で評価される志望理由のつくり方
志望理由は次の3つの流れで組み立てると、自然で説得力が増します。
1 自身の経験や価値観
接客経験、人と向き合う仕事が好きなど。
2 不動産業界と自分の相性
責任ある提案ができる、成果が数字で見える点に魅力を感じるなど。
3 今後のキャリアビジョン
賃貸から売買へ挑戦したい、宅建を取得したいなど。
未経験者が評価される回答ポイント(例文つき)
未経験者は“意欲”が見られます。特に以下の4点が重視されます。
- 人に寄り添う姿勢
- 成果への意欲
- 責任感
- 宅建取得などの努力姿勢
【例文】
私は、お客様の生活に関わる仕事にやりがいを感じ、不動産業界を志望しました。前職の接客経験では課題解決に喜びを感じる場面が多く、不動産は責任ある提案ができる点に魅力を感じています。入社後は宅建に挑戦し、将来的には売買や企画にも挑戦したいです。
経験者が評価される回答ポイント(例文つき)
経験者の場合は、数字で語れる実績と、退職理由、志望動機が重視されます。
- これまでの経験内容
- どんな成果を出したか
- 次に挑戦したい領域
- なぜその企業なのか
【例文】
賃貸仲介で三年間、お客様の住まい提案に携わってきました。今後は売買仲介でより専門性を高めたいと考え、不動産業界の中でも売買に強い御社を志望しました。成果に向き合える環境で成長したいと思っています。
面接で避けるべきNG回答
やりがちなNGパターンは以下の4つです。
- 収入面だけが理由になっている
- 「なんとなく興味があった」
- 前職への不満ばかり話す
- 不動産業界を誤解している(簡単、華やかなど)
これは志望度の低さや、ミスマッチを強く印象づけてしまいます。
職種別「なぜ不動産なのか」の答え方
職種ごとに求められる適性が異なるため、志望理由も微調整すると効果的です。
・賃貸仲介
接客が好き、スピード感のある仕事がしたい。
・売買仲介
成果で成長したい、責任ある提案がしたい。
・賃貸管理
安定して働きたい、裏側から支える仕事が向いている。
・企画開発
街づくりに携わりたい、建物の企画に興味がある。
・PM・AM(投資不動産)
数字に強い、投資に興味がある。
まとめ
本記事をまとめると以下のとおりです。
- 「なぜ不動産なのか」は必ず聞かれる重要ポイント
- 企業は理解度・価値観・継続意欲の3点を確認している
- 未経験者は“意欲”、経験者は“成果と挑戦理由”が鍵
- 収入だけの理由はNG
- 構成を整えるだけで面接通過率は大きく変わる
Axi HRでは、不動産業界出身のキャリアアドバイザーが、志望動機の作成から面接対策まで個別にサポートしています。
「自分の志望理由が不安」「どこを受ければいいかわからない」など、面接前の準備を万全にしたい方は、ぜひお気軽にご相談ください。
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