こんにちは。不動産専門の転職支援サービスを運営する Axi HR です。

不動産業界の選考では、書類選考・面接ともに「志望動機」が重視されます。

しかし、不動産業界は職種が多く、企業ごとに特徴も異なるため、どのように志望動機をまとめるべきか分からない方も多いのではないでしょうか。

この記事では、不動産業界への転職・就職を考える方に向けて、職種別の志望動機の書き方と、実際に使える例文をまとめています。

LINEで相談

不動産の志望動機は「業界 × 企業 × 自分の経験」の3要素で作る

不動産業界向けの志望動機は、次の3つを押さえると説得力が高まります。

• 業界を志望する理由
• その会社を選ぶ理由
• 自分の経験をどう活かせるか

どの企業の選考でも、この3つが揃っている志望動機は評価されます。

不動産業界の志望動機でよくあるNGパターン

選考で落ちやすい志望動機には共通点があります。

• 「収入が高そうだから」という理由のみ
• 業務内容を理解していない
• 企業でなく業界全体の話だけで終わる
• 具体的な経験と結びついていない

形式的・抽象的な志望動機は評価されないため、経験や価値観と結びつけることが重要です。

【売買仲介】不動産志望動機の例文

私は、お客様の大きな意思決定に寄り添う仕事がしたいと考え、不動産売買仲介を志望しています。前職の営業では、課題のヒアリングから提案・クロージングまで一貫して担当し、年間の個人目標を継続して達成してきました。

この経験から、信頼関係を築きながら要望に合わせた提案を行う営業にやりがいを感じています。

貴社は担当制でお客様と長期的に関われる点に魅力を感じています。

前職で培った提案力と行動力を活かし、住宅購入という大きな決断を支えられる営業として貢献したいと考えています。

【賃貸仲介】不動産志望動機の例文

私は生活に身近な「住まい」を通して、お客様の不安や悩みを解決する仕事に魅力を感じています。

前職では接客業を経験し、相手の立場に立ったコミュニケーションを意識することで、顧客満足度アンケートで高い評価を継続的にいただいてきました。

貴社は地域密着型で、来店されたお客様一人ひとりと丁寧に向き合う営業スタイルに魅力を感じています。

接客で培った対話力を活かし、お客様が安心してお部屋探しを任せられる存在として成長したいと考えています。

【不動産管理（賃貸管理・PM）】志望動機の例文

私は、入居者様やオーナー様の課題を解決しながら、建物の価値を維持・向上させる不動産管理の仕事に魅力を感じています。

前職ではカスタマーサポートとして、問題点を整理しながら最適な対応策を提示する業務を担当し、トラブル対応で多くの改善提案を行ってきました。

貴社は管理戸数の拡大と品質向上に注力されている点に惹かれています。

前職で培った冷静な対応力を活かし、入居者様とオーナー様双方に安心を提供できる管理担当として貢献したいと考えています。

【不動産事務】志望動機の例文

私はサポートを通じてチーム全体の成果に貢献できる事務職にやりがいを感じ、不動産事務を志望しています。

前職ではデータ入力や書類作成を担当し、正確性とスピードを両立して業務を行っていました。周囲の営業スタッフからも「仕事がスムーズになった」と評価いただく機会が多くありました。

貴社は契約事務を丁寧に育成される体制が整っている点に魅力を感じています。正確な作業とサポート力を活かし、不動産事務として円滑な契約業務に貢献したいと考えています。

【開発・用地仕入れ】志望動機の例文

私は街づくりに関わる仕事に強く興味を持ち、不動産開発・用地仕入れを志望しています。

前職では法人営業として、事業課題をヒアリングし、複数部署を巻き込みながら提案をまとめる経験をしてきました。

課題解決型の営業を通して「価値を生み出す企画」に携わる仕事がしたいと考えるようになりました。

貴社はエリア開発に多数の実績があり、若手にも裁量が与えられる点に魅力を感じています。

前職の企画力・折衝力を活かし、事業性の高い用地取得に貢献したいと考えています。

志望動機を作る前に必ず整理するべきポイント

志望動機を作る際、次の3点を明確にすると文章がまとまりやすくなります。

1. これまでの経験で成果を出した場面
2. 人と関わる中で得意だったこと
3. 企業選びの基準（なぜその会社なのか）

この3つを明確にすることで、どの職種でも説得力のある志望動機になります。

不動産の志望動機は「経験×企業理解」で強くなる

 不動産業界の志望動機は、抽象的な内容では評価されません。

業界理解・企業ごとの特徴・自分の経験を紐づけることで、面接官に響く志望動機が作れます。

Axi HR では、不動産業界特化の志望動機添削・面接対策を行っています。

自分の強みをどのように不動産の仕事に活かせるか知りたい方は、ぜひご相談ください。

LINEで相談