不動産の事務職に転職したい人へ|仕事内容・向いている人・未経験から内定のポイント
2025/11/17
投稿者:武藤翼
こんにちは。不動産専門の転職支援サービスを運営するAxi HRです。
「営業ではなく、事務として不動産業界で働きたい」
「宅建を活かしてデスクワーク中心の働き方をしたい」
「未経験でも不動産事務に転職できる?」
こうした相談は非常に多く、不動産事務は迷いやすい職種のひとつです。
事務職といっても、不動産業界の事務は専門性が高く、スキルが身につきやすいのが特徴です。
この記事では、不動産事務の仕事内容・働き方・向いている人・未経験での採用ポイントをわかりやすく解説します。
不動産事務の仕事内容
不動産事務は「営業サポート」と「契約関連業務」が中心です。
全体の業務の流れは以下のとおりです。
- 契約書作成(売買・賃貸)
- 重要事項説明書の作成補助
- 図面・物件資料の作成
- 電話・来客対応
- レインズなどの物件登録・更新
- オーナー・管理会社との調整
- 入居者情報の管理
- 書類の製本・ファイリング
- 入退去・更新手続きのサポート
- 物件写真の整理・広告作成補助
一般事務より専門性があり、宅建資格があると年収アップが期待できます。
不動産事務の種類
不動産事務といっても、勤務先の業態によって業務は異なります。
1 賃貸仲介会社の事務
・物件情報更新
・契約書作成
・入居申込手続き
・鍵の受け渡し
未経験が最も入りやすい職種です。
2 売買仲介会社の事務
・売買契約に関する書類作成
・重説資料の作成補助
・融資関連の書類対応
専門性が高く、宅建があれば転職成功率が高まります。
3 管理会社(PM)の事務
・家賃管理
・更新手続き
・入居者対応の記録
安定性が非常に高く、人気の事務職です。
4 デベロッパーの事務
・分譲マンションの販売サポート
・パンフレット管理
・営業支店の事務全般
倍率は高いですが、待遇が良いのが特徴です。
不動産事務に向いている人
不動産事務に向いている人の特徴は、以下のとおりです。
- コツコツと正確に作業できる
- 書類仕事やデータ管理が得意
- 人と話すことが嫌いではない(来客対応があるため)
- 気配り・段取りが得意
- パソコン作業が苦にならない
- 宅建を活かしたい、専門知識を身につけたい
3つ以上当てはまる方は、向いている可能性が高いです。
不動産事務のメリット
不動産事務のメリットは以下のとおりです。
- 専門性が身につく(不動産知識が資産になる)
- 土日休みの企業が多い(管理会社など)
- 営業より精神的負荷が低い
- 宅建を活かせる
- キャリアチェンジしやすい(事務→管理・バックオフィス等)
資格取得によって、年収が上がる傾向にあります。
不動産事務のデメリット
デメリットは以下のとおりです。
- 繁忙期は忙しい(1~3月)
- 正確性が求められる
- 契約書を扱うためミスのプレッシャーがある
- 営業の依頼が多く、マルチタスクになりやすい
小さな誤字脱字も許されないため、正確性が求められます。
未経験でも不動産事務に転職できるのか?
完全未経験の場合は、難しい傾向にあります。
一方で、パソコンを使った仕事をしていた経験がある方や、宅建資格がある方は内定の可能性が高まります。
事務職といっても、AIツールの活用や報連相などの業務を円滑に進めるスキルは必須といえます。
不動産事務の転職で有利になるポイント
1 宅建を取得している
不動産事務職で最も評価される資格。
資格手当がつく企業も多い。
2 PCスキル(Excel・Word)がある
書類作成が苦でないことは大きな武器。
3 電話対応が得意
来客・業者対応が必ずあるためプラス評価。
4 正確性とスピードを両立できる
契約書業務が多いため最重要。
5 志望動機が明確
「宅建知識を活かして専門性を高めたい」
「営業よりサポート職が合っていると感じた」
「安定したバックオフィス職を目指したい」
不動産事務の年収
事務職は営業より年収が低めで、250万円〜330万円の間が一般的です。
年収アップを狙うなら、宅建士の資格を取得するのがおすすめです。
まとめ
本記事をまとめると以下のとおりです。
・不動産事務は一般事務より専門性が高く、スキルが身につく
・書類作成・契約書管理・物件情報更新が中心業務
・宅建があると採用率・給与ともに上がる
・契約関連で正確性が求められる職種
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