なぜ不動産業界なのか?面接で評価される志望動機の考え方と例文まとめ
2025/11/19
投稿者:武藤翼
こんにちは。不動産専門の転職支援サービスを運営するAxi HRです。
「なぜ不動産業界なのか?」
この質問は、新卒・中途どちらの面接でも必ず聞かれる“最重要質問”です。
しかし、多くの応募者が
・抽象的な回答になる
・強みにつながっていない
・不動産業界を正しく理解していない
といった理由で評価を落としてしまいます。
この記事では、面接官が知りたいポイント、良い回答と悪い回答の違い、すぐ使える例文までわかりやすくまとめています。
LINEで相談なぜ不動産業界なのかを聞かれる理由
1 業界理解があるか確認するため
不動産業界は営業要素が強く、働き方も企業ごとに差があります。
本当に適性があるかを確かめるために必ず質問されます。
2 長く働く意欲を確認したい
成果が出るまで時間がかかる職種もあるため、短期離職を避けたい企業は“意思の強さ”を重視します。
3 接客・営業への適性を判断するため
志望動機の内容から、コミュニケーション力・論理性が評価されます。
4 業界比較ができているか見るため
「他業界ではなく、なぜ不動産なのか」を説明できる人は志望度が高いと判断されます。
志望動機のつくり方
1 不動産業界に興味を持った理由
きっかけ・原体験・学びを明確にする
2 不動産の仕事をどのように理解しているか
賃貸・売買・管理など、仕事内容と難しさも理解する
3 自分の強みがどう活きるか
営業力、接客力、分析力などと紐づける
4 なぜその会社なのかまで話せること
地域密着・教育制度・営業スタイルなど企業理解も必須
5 入社後のビジョンを示す
2年後・3年後にどう成長したいかを言語化する
志望動機の例(新卒)
例文1
私は、人の暮らしに最も近い仕事である不動産業界に魅力を感じ志望しました。大学時代に一人暮らしを始めた際、担当いただいた営業の方が私の状況に合わせた提案をしてくださり、不安な気持ちを安心に変えてくれた経験があります。私も同じように、住まいを通じてお客様の生活を支えられる仕事がしたいと考えるようになりました。御社は地域密着でお客様と長期的な関係を築いている点に魅力を感じています。入社後はまず賃貸仲介で経験を積み、数年後には売買仲介にも挑戦し、幅広い提案ができる営業を目指します。
例文2
私は、人と関わりながら成果を出す仕事に挑戦したいと考え、不動産業界を志望しています。アルバイトでの接客経験から、お客様の話を丁寧に聞き、課題を整理した上で提案することにやりがいを感じてきました。不動産営業は課題解決と信頼構築が欠かせない仕事であり、自分の強みを最も発揮できると感じています。
志望動機の例(中途・未経験)
例文1
前職の接客業で培ったコミュニケーション力を活かして、よりお客様に深く関わる仕事がしたいと考え不動産業界を志望しました。賃貸仲介はお客様のライフステージに寄り添う提案が求められ、地域情報の理解や丁寧なヒアリングが重要と理解しています。御社は反響営業が中心で教育制度も整っているため、未経験でも成長できる環境だと感じています。
例文2
営業職での経験から、成果を数字で還元できる環境に魅力を感じ不動産業界を志望しました。お客様の状況を深く理解し、最適な住まいを提案する点に難しさとやりがいを感じています。地域密着で長期的な関係を築く御社の営業スタイルと、自分の価値観が一致していると感じ志望しました。
志望動機の悪い例
1 給料が良さそうだから
→ 給与目的だけだと短期離職を疑われます。
2 家から近いから
→ あくまで補足理由であり、メインにはできません。
3 とりあえず営業がしたい
→ 不動産特有の理解がないと判断されます。
4 不動産業界が伸びているから
→ 具体性に欠け、志望度が弱い印象になります。
5 どの会社でもよかった
→ 最も評価が下がる回答です。企業理解不足と判断されます。
まとめ
本記事をまとめると以下のとおりです。
・「なぜ不動産業界なのか」は必ず聞かれる最重要質問
・動機は「きっかけ」「理解度」「強み」「企業選び」「将来像」で構成すると高評価
・新卒は原体験、未経験は強みと学ぶ姿勢が重要
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