不動産の仕事の年収はどれくらい?職種ごとの相場とキャリアアップの現実をわかりやすく解説
2025/11/20
投稿者:武藤翼
こんにちは。不動産専門の転職支援サービスを運営するAxi HRです。
「不動産業界は稼げるって本当?」
「未経験でも年収アップはできる?」
「職種によって年収はどれくらい違う?」
不動産業界は 職種ごとの年収差が非常に大きい業界 で、同じ年齢・同じ経験年数でも 300万円台〜1000万円以上 まで開きがあります。
この記事では、不動産業界の実際の年収相場、職種別の特徴、未経験から年収を上げる方法をわかりやすくまとめました。
LINEで相談主な不動産職種の年収相場
主な年収相場は以下のとおりです。
- 賃貸仲介営業
- 売買仲介営業
- 投資用不動産営業
- 用地仕入れ・開発
- 不動産管理(PM)
- 不動産営業事務
順番に解説していきます。
賃貸仲介営業
賃貸仲介営業は、未経験者が不動産業界に入る際に最も挑戦しやすい職種です。
年収は300万円〜500万円と売買に比べインセンティブは少なめですが、顧客からの問い合わせ(反響)営業が中心で始めやすいのが特徴です。
主な業務は、顧客の希望をヒアリングし、物件の案内や内見、契約手続きを行うことです。
コミュニケーション能力や丁寧な接客スキルが活かされ、ここで基礎を築くことが、将来的な売買仲介へのキャリアアップにつながります。
売買仲介営業
売買仲介営業は、不動産を「売りたい人」と「買いたい人」を仲介する、高収入を狙える職種です。
年収は600万円〜1000万円が相場ですが、取引単価が高いため成果次第で年収1500万円以上も可能です。
高度な提案力や交渉力、法律・金融知識が求められるため、経験者向けの色合いが強いですが、その分インセンティブが大きく年収に直結します。
成果と高収入を追求したい、意欲的な方に最適です。
投資用不動産営業
投資用不動産営業は、顧客に対して資産形成を目的とした物件(ワンルームマンションなど)を提案する職種です。
年収は500万円〜1200万円以上と幅広く、歩合の割合が非常に大きいため、営業の実力が最も収入に反映されます。
仕事の難易度は高いですが、顧客の信頼獲得から資金計画まで深く関わるため、高いコミュニケーション能力と金融知識が必要です。
成果報酬型で、高年収を最短で目指したい挑戦者に適しています。
用地仕入れ・開発
用地仕入れ・開発は、マンションや商業施設を建設するための土地を探し、取得交渉を行う、企業の事業戦略の中心となる職種です。
年収は600万円〜1200万円と非常に高く、キャリア価値も高いですが、土地の法律、市場、価格に関する高い専門性が求められます。
そのため、多くは売買仲介などで実績を積んだ経験者が対象となります。
大規模なプロジェクトに関わりたい、専門知識を活かして企業の成長を牽引したい方に最適です。
不動産管理(PM)
不動産管理(PM:プロパティマネジメント)は、賃貸物件やマンションの資産価値を維持・向上させるための運営管理を行う職種です。
年収は350万円〜550万円と安定しており、事務や調整業務が中心のため、営業のような大きなプレッシャーが少ないのが特徴です。
入居者対応、修繕計画、オーナー報告などを行い、安定した働き方が可能です。
ワークライフバランスを重視したい、または長期的に地域に貢献したい方に向いています。
不動産営業事務
不動産営業事務は、営業活動を裏側から支える「縁の下の力持ち」です。
年収は280万円〜400万円が相場ですが、契約書・重要事項説明書の作成補助や物件情報管理など、専門性のある事務処理を行います。
営業と比べて働きやすい傾向があり、宅地建物取引士(宅建)資格があれば専門職として優遇され、年収アップに繋がります。
正確さと丁寧なコミュニケーションスキルが求められます。
未経験で年収を上げやすい職種
1 売買仲介
2 投資用不動産営業
3 買取再販(仕入れ営業)
未経験は賃貸仲介に入り、慣れてから売買・仕入れに進むのが王道です。
不動産の仕事で稼げる人の特徴
1 行動量を継続できる
2 ヒアリングが丁寧
3 お客様の感情理解が得意
4 交渉・提案をロジカルにできる
5 粘り強い
6 自己学習を怠らない
学歴よりも営業適性や姿勢が結果に直結します。
まとめ
本記事をまとめると以下のとおりです。
- 不動産の年収は職種で大きく異なる
- 最も年収が伸びるのは売買仲介・投資用営業
- 宅建で年収と市場価値が大きく上がる
Axi HRでは、不動産業界専門のキャリア相談を無料で受け付けています。
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