フルコミッション(完全歩合)営業として独立するリスクと、青色申告・経費の基礎知識
2025/12/07
「会社の給料では満足できない」「自分の力で稼いだ分だけ報酬が欲しい」と野心を燃やしていませんか。
フルコミッション(完全歩合制)は、契約一件につき数十万円〜数百万円の報酬が得られる夢のある働き方です。
しかし、会社員とは異なる税金や経費の知識がないと、手元にお金が残らないリスクもあります。
独立前に知っておくべきお金の知識をお伝えします。
LINEで相談フルコミッション(業務委託)のメリット・デメリット
フルコミッションとは、会社と雇用契約を結ばず、業務委託契約を結んで働くスタイルです。固定給はゼロですが、成果報酬の割合が非常に高いのが特徴です。
- メリット
- 青天井の報酬: 仲介手数料の40%〜80%など、高率のバックが得られます。
- 自由な時間: 出社義務がなく、自分のペースで働けます。
- デメリット(リスク)
- 収入ゼロの恐怖: 契約が取れない月は収入がゼロになり、生活費も自己負担です。
- 社会保険なし: 健康保険や年金は自分で加入(国民健康保険・国民年金)する必要があり、保障が薄くなります。
圧倒的な営業力と、数ヶ月無収入でも耐えられる貯金が必要です。
経費にできるもの・できないもの
業務委託契約の場合、あなたは「個人事業主」となります。営業活動にかかる費用は「経費」として売上から差し引くことができます。
| 経費になるもの(例) | 解説 |
| 車両費 | 営業車のガソリン代、駐車場代、車検代(事業使用分)。 |
| 接待交際費 | 顧客や取引先との会食費用。 |
| 通信費 | 営業用の携帯電話代、自宅のネット回線(按分)。 |
スーツ代やジム代などは、経費として認められにくい傾向にあります。
領収書を全て保管し、事業に関連することを証明できるように整理しておく必要があります。
青色申告で税金を抑える基礎知識
高額な報酬を得た場合、税金(所得税・住民税)も高額になります。これを適正に抑えるのが「青色申告」です。
- 65万円控除: 複式簿記で帳簿をつけることで、所得から最大65万円を差し引くことができ、税金が安くなります。
- 赤字の繰越: 売上が赤字だった場合、その赤字を翌年以降(3年間)の黒字と相殺できます。
- 家族への給与: 事業を手伝う家族への給与を経費にできます(専従者給与)。
開業届と青色申告承認申請書を税務署に提出することから始めましょう。
契約書で確認すべき「歩合率」と「支払いサイト」
フルコミッション契約を結ぶ際は、契約書の内容を細かく確認することが自分の身を守ります。
- 歩合率(コミッション率): 売上の何%が自分の報酬になるのか。広告費や事務手数料が引かれるのか確認します。
- 支払いサイト: 契約してから報酬が振り込まれるまでの期間。不動産は決済まで時間がかかるため、入金が数ヶ月先になることもあります。
資金繰りに困らないよう、入金タイミングの確認は必須です。
まとめ
フルコミッション営業は、高収入と自由を手に入れられる反面、税金や経費管理の責任が全て自分に降りかかります。
営業力だけでなく、経営者としてのマネーリテラシーも必要です。
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