20・30代向け不動産特化の就職・転職エージェントならAxiHR

不動産社員のためのリーガル・リテラシー|トラブルから身を守る法律知識

2025/12/09

著者:【AxiHR運営事務局】 武藤 翼

即戦力人材と優良企業をつなぐマッチングプラットフォーム「AxiHR」の公式編集部の武藤です。「自分に合う仕事がわからない」「もっと評価されたい」という悩みに寄り添い、ミスマッチを減らした転職を実現します。採用の現場でも働く私が、今日から使えるアドバイスを公開します。

「知らなかったで済まされるのか」「もし訴えられたらどうしよう」と不安に思うことはありませんか。

不動産取引は法律の塊であり、一つのミスが損害賠償や行政処分につながるリスクがあります。

会社だけでなく、あなた自身を守るために必要な最低限の法律知識(リーガルリテラシー)を解説します。

正しい知識を身につけ、プロとして長く活躍しましょう。

LINEで相談

「重説(重要事項説明)」のミスは命取り

宅建業法において最も重要なのが重要事項説明です。ここでの説明不足や記載ミスは、最大のリスクとなります。

  • 告知義務違反: 事故物件であることや、近隣の嫌悪施設について隠したり、伝え忘れたりすること。
  • 調査不足: 浸水想定区域や、建築制限について誤った情報を伝えること。
  • リスク: 契約解除や損害賠償請求だけでなく、宅建士としての業務停止処分を受ける可能性があります。

「多分大丈夫だろう」という憶測は捨て、必ず公的資料に基づいて説明する癖をつけましょう。

広告規制と「おとり広告」の罠

集客のために行う広告にも、厳しい「景品表示法」のルールがあります。

違反例内容リスク
おとり広告既に成約済みの人気物件を、集客のために掲載し続けること。業界団体からの厳重警告、ポータルサイトへの掲載停止処分。
優良誤認「日本一」「最高級」「絶対」などの根拠のない用語を使うこと。顧客からの信用失墜、行政処分。
徒歩分数「信号待ち」を含めないのはOKだが、距離(80m=1分)を誤魔化すのはNG。クレームの元凶。

「売上のためなら多少の嘘はいい」という考えは、今の時代では通用しません。

ハラスメントと労働法の基礎知識

社内のトラブルから身を守るために、労働法の知識も必要です。

  1. パワハラ: 上司からの指導の範囲を超えた暴言や強要。「お前には価値がない」などの人格否定は録音すれば証拠になります。
  2. 残業代: 「営業手当に残業代が含まれている」場合でも、規定時間を超えれば追加支給が必要です。
  3. 歩合給: 契約していた歩合率が一方的に下げられるなどの不利益変更は、合意がなければ無効です。

おかしいと思ったら、泣き寝入りせずに証拠を残すことが大切です。

顧客情報の持ち出しと秘密保持

退職時によくあるトラブルが「顧客リストの持ち出し」です。

  • 不正競争防止法: 会社の顧客情報は「営業秘密」にあたります。転職先にリストを持ち込んで営業すると、前の会社から損害賠償請求されるリスクがあります。
  • 個人の人脈: 友人や知人は個人の人脈ですが、会社の名刺交換で得た顧客は会社の資産です。

円満退社し、次のキャリアをスムーズに始めるためにも、情報の取り扱いには細心の注意を払いましょう。

まとめ

不動産業界で働く以上、宅建業法コンプライアンスの知識は、自分を守るためにも重要となります。

売上だけでなく、法律を大切にする意識を持つことが、一流の不動産マンの条件です。

コンプライアンス体制がしっかりした、安心して働ける企業への転職をサポートします。

LINEで相談

コラム一覧はこちら

求人検索

03-6261-9193

土日祝を除く平日

9時~18時

LINE相談 転職相談 【無料】転職支援を申し込む >