営業現場でのパワハラ・詰めの境界線と自分を守るための考え方
2025/12/10
「売上がないなら帰るなと言われる」「人格否定のような言葉を浴びせられる」と、職場で追い詰められていませんか。
不動産業界は体育会系の文化が残る会社もあり、指導の域を超えたパワハラや詰めが横行しているケースがあります。
あなたの心とキャリアを守るために、パワハラの境界線と具体的な防衛術を解説します。
LINEで相談指導とパワハラの境界線
厳しい指導とパワハラは違います。
厚生労働省の定義に基づき、以下の行為はパワハラに該当する可能性が高いです。
- 精神的な攻撃: 「お前は給料泥棒だ」「死んでしまえ」などの人格否定や暴言。
- 過大な要求: 到底達成不可能なノルマを課し、達成できないことを理由に厳しく叱責する。
- 人間関係の切り離し: 挨拶を無視する、情報を与えない、別室に隔離する。
- 侵害: 休日に執拗に連絡したり、プライベートなことに過干渉する。
自分の身を守るために記録を残す
パワハラを受けていると感じたら、まずは「記録」を残すようにしましょう。
- ボイスレコーダー: ペン型やスマホアプリなどを使い、暴言の現場を録音します。これは後で会社や労基署と交渉する際の決定的な証拠になります。
- 日記・メモ: 「いつ、どこで、誰に、何を言われたか」を詳細に記録します。手書きのメモも証拠能力を持ちます。
- メールの保存: 理不尽な指示や暴言が含まれるメール、LINEのスクリーンショットを保存します。
ボイスレコーダーは最終的に利用するのがおすすめです。
あからさまに録音しているのが相手にわかってしまうと、現職で働きにくくなる可能性があるため注意しましょう。
詰めに動じないマインドセット
すぐに環境を変えられない場合、心を守るためのマインドセットが必要です。
- 課題の分離: 「怒っているのは上司の課題(機嫌や指導力不足)」であり、「自分の価値」とは切り離して考えます。
- 受け流す技術: 真っ向から受け止めず、「またラジオが鳴っているな」程度に聞き流すスルースキルを身につけます。
- 相談: 一人で抱え込まず、社内の信頼できる人や、外部の相談窓口に話をします。
心身の健康を損なってまで、しがみつくべき会社はありません。
現職が辛ければ転職しよう
パワハラが常態化している会社に未来はありません。
証拠が集まったら、戦うよりも転職を選ぶのが賢明です。
- 会社都合退職: パワハラの証拠があれば、自己都合ではなく「会社都合」での退職が可能になり、失業給付をすぐに受け取れます。
- 環境を変える: コンプライアンス意識の高い大手企業や、社員を大切にするホワイト企業はたくさんあります。
「辞めたら他に行き場がない」というのは思い込みです。
一方で、安易な離職は自身のキャリアを苦しめるため、プロと相談しながら進めるのがおすすめです。
まとめ
不動産業界の「詰め文化」は時代遅れです。
暴言や人格否定は、指導ではなく暴力です。
ボイスレコーダーなどで証拠を残しつつ、あなたの尊厳と能力を正当に評価してくれる企業へ移りましょう。
コンプライアンス遵守の優良企業への転職を、私たちが全力でサポートします。
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